コペ とニウの日常

我が家の小さい家族のこと。平日の娘の頑張りすぎないお弁当のこと。なんでもない日常のことばかりですが少しずつ書いていけたらと思います。

ニウのこと

ニウとの出会いはある保護団体さんのブログとの出会いから。

 

コペ  をドッグランや散歩に連れて行くとお友達大好きのコペ  は別れの際毎回とても寂しそうで、自然と私たち家族はコペ  に兄弟をと考えるようになった。

 

新しく家族を迎えるなら行き場のない子を。

そして私たちは個人で集まって保護犬と里親さんとの橋渡しをしてくださっているある団体さんのブログを見るようになった。

 

最初はそのブログに登場するとびっきり可愛い性格だけど、すっごい破壊魔のためなかなか里親さんが決まらないという男の子が気になっていた。なんだか不思議なその子の記事を見るのが今だにすごく大好きな私。

でもウチはその保護団体さんの活動区域からは少し離れていて、その子は車酔いが酷いから移動の際に辛い思いをさせないか…そこだけがすごく気になっていて手を挙げれずにいた。

 

いつものようにブログを見ていると、その日保護されたボロボロの男の子に心奪われた。その姿に胸が苦しくなって涙が溢れた。

いまでもその時のニウの姿を見るのは辛い。

生後7ヶ月、コペ  を迎え入れたのもちょうどその時期。

この子はブリーダーの所で売れ残ってボロボロの状態で保護団体さんに助けてもらっていた。まだ子犬の小さい体で何も楽しみがなく汚れた毛の鎧に覆われていて子犬とは思えない諦めたような表情をしていた。その姿に家族全員とてもショックを受けた。それと同時にこの子の家族になりたいと強く思った。

 

その子の募集がかかったと同時に、緊張で震えながらメールを送った「里親」って敷居が高い気がして凄く勇気がいった。

 

ほどなくしてメールの返事がきた。丁寧なその内容がとても暖かくて優しくてすごく嬉しかったし安心した。

 

2018年9月22日

f:id:kopeniu4405:20190425085227j:image
f:id:kopeniu4405:20190425085223j:image

ニウが家族になった日。

 

家族みんな、この日をとても心待ちにしていた。

保護ネームは「もち吉」。

トライアルを提案されていたけれど、一緒に生活していく中で一緒に乗り越えることはたくさんあるし、もう家族だと決めていたから手放す気もなくて正式譲渡をお願いした。

 

連れてきてくださったクリさんにすごくかわいい笑顔を向けているのを見て、短期間でも愛情を持って大切に可愛がられてきた子だということがすごくわかった。

私も絶対この笑顔を守り抜こうと心に誓ったのは今でもこれからも変わらない。

 

ニウとの生活がスタートした。

最初は緊張していたけれど、次の日に散歩に連れて行ったら上手に歩けてビックリ!

f:id:kopeniu4405:20190425090543j:image

なかなか甘えてくれなくて、保護されていた時のようにウチではイタズラをしなくて、良い子すぎて遠慮してるのではないかと心配で心配で、たまらず獣医さんに相談したりもした。

 

今は私がニウのママだから、どうか1日でも早くこの子が安心して過ごせるように。当時はその思いだけで、ニウのとびっきりの笑顔が見たくてとにかく必死だった気がする。

 

9月29日、私が横になってテレビを見ていると初めてお腹の上に乗ってウトウトとお昼寝をしはじめた。

それからは毎日どんどん甘えん坊を発揮するようになった。

やっとニウのママになれたようで嬉しかった♡あの感動はこの先ずっと忘れることはないと思う。

f:id:kopeniu4405:20190425090723j:image

ソファの背もたれの上でくつろぐのが好きなニウ。

食いしん坊のニウ。

家族にだけは甘え上手のニウ。

困ったイタズラはしないおりこうさんのニウ。

ウンチだけはトイレ以外でと自分のルールがちゃんとあるニウ。

長男と喧嘩ばかりのニウ。

パパっ子のニウ。

マイペースで癒し系のニウ。

笑顔の可愛いニウ。

 

大切な大切な我が家の次男坊です。